山際澄夫のホームページ

被災者対策についての私への投書
山際様
60代会社員です。
TVタックル拝見しました。
ジャーナリストで始めて、日本は近代国家じゃない、という
明確な指摘を聞きました。
地震発生以来、民主党の議員などに下記のメールを多数送りましたが、
まったく実行されませんでした。
長文ですが、
良識ある国民の思い、として以下のメールを読んで頂ければ幸いです。
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震災の避難民の命を守れなかった総理大臣

東日本大震災で30万人とも
言われる多くの
被災者が、学校など公共施設の中で、地べたに毛布数枚という過酷な環境におかれ、2
ヶ月が経とうとしており、いまだに10万人以上の人が過酷な環境で生活をしていま
す。 この間、お年寄りや比較的軽い病気の人も同じような過酷な環境に放置され、
病気を悪化させ、数百人の尊い命が奪われました。
大震災は確かに天災ですが、その後の処置は、明らかに人災であり、総理大臣が何もし
なかった事により、多くの命が奪われました。
(総理大臣がリーダシップを発揮していれば、多くの人が死なないで済んだ、
という重い事実が残りました。)
総理大臣は、国民の生命と財産を守るという重い重責を負っていますが、
一番肝心な命を守れませんでした。
そして、恐ろしい事に過酷な状況に置かれている避難民は、病気で死ぬ人以外にも、自
殺者も多数出ており、その数は増え続けているそうです。
そして、誠に不思議な事にこの重い事実をマスコミは報道しようとしません。
国民の命を守れなかった菅総理は、即刻退陣し、国民の命を守れるリーダシップのある
人に、交代するべきであり、マスコミもそのような報道をするべきです。避難民が過酷
な環境で頑張っている姿をTV放映するなどのお涙頂戴報道は、まったくもって本末転
倒と言わざるをえません。
では、総理大臣が本来やるべき事はどのような事だったのでしょうか?
それは、家が流されたり倒壊したりして住む所がなくなった人は、
地震発生後1週間以内に、東北を中心に、国民宿舎、簡保の宿、旅館、ホテルなどを東
北の各県を中心に、全避難民を受け入れる数を確保し、隣近所などの単位で、疎開させ
るべきでした。
期間は6ヶ月をめどにして、仮設住宅などの建設が出来るまでの間、国がこれらに旅館
等に金を払い、家族単位で暮らせる家を提供し、あわせて各家庭に100万程のお見舞
い金を支払うべきでした。
疎開先には、自治体の連絡役が常駐して情報の均一化を図ると共に、学校に残るなどを
言わずに、安心して寝られて、食べられる所にしばらく住め、と指導するべきでした。
さすれば、水の流れないトイレ、薬のない病院、暖房のない体育館、食べ物のない生
活、など無縁でした。
とうぜん、これらの過酷な環境で死ぬ人は殆どなかっただろうし、避難民以外の人達も
さすがに日本の政府、近代国家は違う、と安心した筈です。
30万人に100万見舞金をだしてもたかが3000億、15万家族を6ヶ月旅館住ま
いさせても5000億足らずで住みます。
未曾有の大災害にこの程度の事ができない国など近代国家とは言えませんし、
このような当たり前の決断が出来ないような総理大臣は、その座にいる事は許されません。
いまからでも遅くないから、日本は近代国家なのだという誇りを取り戻すような、適切
な施策を打って、避難民の人を安心させて下さい。
また、マスコミもそのような当たり前の報道をして下さい。
(5月10日)

※私もまったく同じことを考えていました。被災者は地元を離れたがらないなどという
のは、政治のいいわけです。「緊急事態」として新たな法律をつくってでもそうすべき
なのです。そうしなかった罪はすべて菅民主党政権にあります。ですが、その他の政党
は、日本国民を助けるためにそういう主張をはっきりしていましたかね?家畜やペット
を大量死させててんとして恥じないこともそうです。戦後、営々と文明国家を築いてき
たはずが、ふだん何かというと安っぽいヒューマニズムを口にするのに、国民も守れな
い、守ろうともしないのが日本の政治です。
 その責任はこういう政治家を選んできた国民にもあると思います。