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現地からのレポート
 6月6日    川崎市 松下徳太郎         


おはようございます。昨晩PM10:30に帰宅しました。
柏市のTさんからお預かりしましたネギは志津川中学校、志津川高校、歌津中学校、平成の森避難所、歌津田の頭の世話人宅、
それに観洋避難所に届けました。その他の物資は志津川中学と観洋避難所に届けました。歌津の世話人さんは体調不良のため病院に
行かれたとのことで、お母様しか在宅されていませんでしたので、ネギと納豆をお渡ししてすぐにおいとまさせていただきました。

志津川中学では仮設の調理場ができたものの、肝心の設備が届かないため、やむなくテントでの調理を行っていました。
さらにその他の避難所では「事務所で受付をしないと物資を受け入れてもらえない・・・」といういかにもお役所仕事の現実を味わいました。
さらに、志津川中学でも小麦粉一つを使うのにわざわざお役人様に申請して許可をいただき、それから倉庫へ行って小麦粉を取ってくる
という現実・・・加えて、土日はお役人様がお休みでいないので連絡が取れないという現実・・・これは他の避難所も同じでした。
ある避難所では担当となかなか連絡が取れず、ネギを渡すのにかなり待たされてしまいました。
逆にこれらの事はこのサイトで提唱され、私を含めた多くの方々が送る物資がお役人様の弊害を受けずに南三陸の方々のもとに
届いて有効に活用されている証拠でもあります。
政治家と称する方々の中には仮設住宅の建設が首相の約束した期日に間に合わないことを毎日祈っている不届きな輩もいるようにも感じますが、
仮設が出来ても食糧の調達や種々の支払いの不安から入居をためらう方々が多いため入居率が低いのが現実です。
今後はこのような現実にどのように対応していったら良いのか考えていかなければならないと強く感じた2日間でありました。
志津川中学の調理場で一番足りないのは酢です。
今回、私が調達して持って行ったのは18リットルですが、すぐになくなってしまうとのことです。
あとは調味料や道具などを置く棚、現在は椅子やダンボールの上に置いているため、非常に効率が悪いです。
あとはフードスライサーかフードプロセッサーがあれば有難いとのことでした。





志津川の様子ですが。がれきが随分、整理されたように思います。





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