山際澄夫のホームページ

三重のHさんの夫妻の提言

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※三重県在住のH氏は夫婦で南三陸と気仙沼に5日間ほど滞在されました。特に気仙沼で
ボランティア活動を行われています。

山際様
お世話になります。
まだまだ漠然とした考えですが、感じている事をお伝えします。
気仙沼での活動ですが
災害ボランティアセンターでのボランティアを中心に行ってきました。
被災宅の泥だし、家財搬出、片付け、清掃等です。
多くのボランティアの皆さんと、被災した方々と色々な話をしてきました。
今回被災地で感じた事ですが
被災された方でも格差が出てきている事です。
被害が大きい方は、復興どころか今日をどう生きるかが切実な問題で
被害が少ない方は、一歩前に動き始めています。
経済的な面と雇用の問題が大きく圧し掛かっていました。
気仙沼の方で、気仙沼みなと祭り実行委員の方と知り合いになり
夏の祭りの開催が未定だとお話をお伺いし、何とか出来ない物かと感じもしました。
漁港の復興も大事ですが、何とかお祭りも開催しなければと…
まずは、復興プロジェクトを立ち上げよう思います。
物資においては、供給と需要のマッチングが必要ですので
サイト上でのマッチングシステムを構築し、個人に向けた支援を充実したいと思います。
雇用、経済面では、現地にお金が回るように
まずは、地元の皆さんの雇用に結びつくような事が出来ないか思案中です。
地産物を売るとか、産業を興す等です。
まずは、個人レベルで始め後に法人化を目指します。
どちらにしても、長いスパンで見る必要があると感じますので
まだまだ時間がかかるようです。
ネットワークは、全国の皆さんに呼びかけると共に
被災地との連携をはかります。
気仙沼においては、行政での協力を一応頼んできましたが
まだ、具体的に何から始めるか決めていないのも現実です。
何か気が遠くなりますが、もう逃げれませんね。
出来る事を少しづつ初めていきます。
H